こんにちは!杉山Japanです!
今回は前回(「浪人時代(part.2)」)の続きです。part.1もあるので
読んでいない人は下のリンクからまず読んでもらえると嬉しいです!
※今回かなり長いので時間がない人には読むことをお勧めしません!また時間がある時にお願いします…
⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎
それではこのpart.3では僕が浪人、宅浪して変わったこととか学んだこととか色々書いていきたいと思います。
ではどうぞ!
目次
僕が浪人を経験して…
皆さんご存知の通りぼくは国立受験に転換しました。
つまり受験科目数を二倍以上に増やしたんです。
その中には「地学」「倫理政経」など高校の頃履修したことのない科目も含まれていました。
あと、履修していたとはいえギリギリ学年あげてもらった科目もあります。
それは数学なんですけどね(笑)
数Aに関しては、追試にかかりました…
それでその追試の合格点が30点なんですね。
それでぼくは
30点
でした(笑)
100点満点でですよ!?
本当に留年ギリギリで危なかったです。
一点でも落としてたら留年だったのだから…
そして数学だけじゃなく、その他の教科も絶望的でしたけどね…
席次は大体25〜32位をキープしていました(約35人中)
それに加え、そこそこテスト勉強を頑張っても最高順位が20位と、もとから勉強がそんなに得意なわけではないということが伝わってきますよね(笑)
そう分かっているのに受験したくなったんですよねー。
まあ。今もし、「国立受験に向けて勉強したことを"全く"後悔していませんか?」と問われると答え難いところです。
でも、後悔という感情はほぼないに等しいです!
色んな教科をする事で単純に自分の教養が深まった気がしたので。
ただ、「受験でしたことなんてすぐ忘れるやろ」っていう人もいるかもしれません。
たしかに、今もしセンター試験を受けたとして、浪人時代に取れた点数と同じくらいの点数を取れるかと言われれば、それはほぼ不可能だと思います(笑)
多分半分くらい、いや、もしくはそれ以下しか解けないかもしれません。
でも、「半分くらいでも知識が残っている」というのと、「そもそも全く知識がない」のとでは大違いだと思います!
沢山知識があることで普段の生活がより楽しくなるし、豊かになります。
ここで僕が普段の生活でよく経験する事を紹介したいと思います。
ー バイトのレジにて ー
僕「1453円でございます。」
僕(1453円… 1453 … 1453年…あ、百年戦争が終わった年や。)
こんな感じでレジで2000くらいまでの数字が出てくると、世界史の年号に変換してしまうクセがついてしまいました。
自分でも気持ち悪いなって思うけどなんか楽しいです。
まあ楽しいばかりではなく、いろんな教科を勉強することによって「イヤな奴」になってしまった感は否めません。
それはどういうことか???
説明しますね…
例えば、花火大会。
今の僕が花火を見ても全く感動しないんですね。
だって目の前でただただ「炎色反応」が起こっているだけなのですから。
ちなみに写真の花火の白い部分はアルミニウム(Al)、赤い部分はストロンチウム(Sr)、緑の部分はバリウム(Ba)、青い部分は銅(Cu)、黄色い部分はナトリウム(Na)と反応しています。
したがって花火をわざわざ見にいくのなら、僕は化学の教科書見てる方がマシやと思ってしまいます(笑)
(え、こんなん考えてるってことは、生活豊かになってへんよな…)
まあそれは置いといて、何より知識が増えることでデメリットはあんまないと思うんです!
そしていろんな知識を身につけるだけが国立受験のメリットではないと僕は考えます。
そのほかのメリットとは何か?
それは
沢山の教科に苦しめられる
という経験ができることです。
「苦しめられる」ってメリットなんか?
そう思うと思います。
むしろデメリットではないかと。
はい、確かに「苦しむ」事そのものは辛いのでデメリットと捉えてもいいかもしれません。
しかし、そのように苦しいことに1年間専念し続けることができたらこの先の糧になるのでは?と考えるとそれはメリットと捉えられるのではないでしょうか。
例えばこの先とても辛いことに直面したとき、
「今も苦しいけど、浪人時代の方が何倍もしんどいよな…」
てな感じで考えることができたらどうでしょう?(僕は浪人するまでは部活の夏合宿を思い出すようにしていました。)
なんか辛いことがどうでもないことのように思えてきませんか?
こんな感じで人間一回めちゃくちゃ苦しいことを経験したら後の苦しみは大したことないように感じるものなんですよ。多分。
その点で色んな教科に苦しめられるってのは人生においては大きなメリットだと思います。
地頭の悪いポンコツな僕にとって「勉強」とは最大限に苦しむことができる分野なんです(笑)
だからたくさんの教科に触れることができて、めちゃくちゃ良かったと思います!
僕が宅浪を経験して…
僕はあえて「浪人」と「宅浪」を分けました。
なぜなら「宅浪」ってちょっと異質だと思ったからです(笑)
まあそれはひとまず置いといて。
それよりもなぜ僕が予備校に行かなかったのか。
それを詳しく説明していきますね。
まず大きな理由としては
独学への固執
があったからです。
僕は現役時代の頃からなぜか塾に通うことを頑なに拒んでいました。
僕、人の話を長々と聞くのが無理なんですよ。
致命的なんですけどね。
そんな僕が塾とか予備校行っても伸びるはずがないって思ったんです。
あと、自分の勉強のペースや勉強する内容は自分で決めたいなと思っていました。
自分のことは全て自分で考えたいし、その責任や功績は全て自分のものにしたい。
そう思ったからか、僕は予備校に通うのが嫌でした。
あ、あとは単純に予備校代が高いからってのもありました。
夏期講習とか冬期講習を含めたら120万はかかると聞きました。(調べてないので確かな情報ではありませんが親が言ってました。)
僕は予備校にそれほどの価値があるとどうしても思えなかったんです。
あ。でも、家がめちゃくちゃ金持ちで金が有り余ってるとかやったら行かしてもらってたかもしれません。
でも僕の家庭は母子家庭です。
だから経済的な余裕はそこまでないです。
(…今私立の大学通わせてもらってるんですけどね…)
まあ、これらの理由から、予備校には絶対に行かないって決めてました。
まあ、これで僕が予備校に行かない理由をわかってもらえたと思います(?)
ここからは宅浪の性質について話していきます。
まず、宅浪は自分のしたい勉強を好きな時間に好きなだけできるというメリットがあります。
しかし、そのペースや内容を管理してくれる人間が宅浪には存在しません。
だから教科も偏りがちだし、ペース配分も適切なものではなくなってしまいます。
相談相手もいませんしね。
1つ目の性質はこんな感じですね。
次に、宅浪って限りなく孤独なんですよ。
予備校浪人はそこで同じゴールを設定している仲間と出会えると思うんですよ。
まあ孤高を貫いてる人は知りませんけど(笑)
ボマー。
でもそれって結構でかいことで、仲間がいると不思議と頑張れたりするんですよね。
それに対して僕は浪人仲間はおろか話し相手すら普段からいない状態でした。
浪人仲間はたった一人。高校の頃の同級生でした。ただ、志望校は違う。
これは辛い。
あと、普段の話し相手は母親しかいません。
浪人時代の総会話量を10とすると、母親と話した時間は間違いなく9くらいはあると思ってます(笑)
それほど僕は孤独でした。
でも孤独であればあるほど自分自身のことについて考える時間が増えます。
特に多かったのは
「俺は大学に入ったら何をしたいんや?」
という問いでした。
浪人初期、及び現役時代は「大学入ったら沢山遊びたいな!」「彼女作りたい!」とか思ってました。
でもそれは時間がたつにつれて「大学入ったら自分がしたい勉強を沢山したい。」「恋愛とは学業とはかけ離れた愚かで生産性のない行為である。」という考えに変わっていったんですね。
これは大きな変化です。
そして今は「遊びなんかいつでも出来るわ。こんなにモノ覚えれるのは今しかないんやから勉強するとしたら今しかないやろ!」という考えになりました。
なるほど、とても真面目になりましたね。
まるで別人のようです(笑)
「大学で遊ぶぞ!」マインドの僕が現役で大学行ってたら…と考えるとゾッとします…
ここまでは主に浪人をして自分が変わったことを書いてきました。
ここからは浪人をして学んだこととか書いていきたいなーって思います。
浪人をして学んだこと
これは僕が現・浪でやってきた参考書の数々です。
何冊か受験中に捨てたのでこれで全てってわけではないです。
確かこの写真の中でも100冊はあった気がします。
僕は参考書を途中でやめるのが嫌いなのでここにある本は大体1周は最低でもしてます。
僕はこんだけ参考書を買ってもらっても落ちてしまいました。
落ちた原因は何なのか?
それは僕の心の中に「甘え」があったからだと思っています。
正直、去年1年間で無駄な時間がかなりあった気がするんです。
勉強の合間にyoutubeをみてしまったり、ケータイをいじってしまったり。などなど
「勉強の息抜きだ」と正当化して勉強することから逃げていました。
これが僕が落ちてしまった原因です。
才能のないやつが努力をしなければ、そりゃ落ちます(笑)
あー、でも世界史だけはそこそこ頑張りました!
始めたのは10月からなんですけど…
なんかこの大きさの本にしてはひどく重く感じます(笑)
はい。本題に戻しますね。
僕はこのように勉強に100%集中できていませんでした。
なので僕はこの失敗を活かして、今年はTOEICとFPの勉強をたくさんしたいと思います…
あ、ブログも頑張りますよ!(笑)
これは、僕の部活仲間が初詣の時に書いてきてくれたそうです。
あ、これは僕が現役のときです!
この写真を部長の子が受験当日に送ってくれたんですよね。
まじで嬉しかったです(笑)
そして彼らは僕が浪人してからも応援してくれたんですね。
僕がセンター試験の時、部長の彼はラインで応援メッセージを送ってくれました。
流石にセンターの日程を把握してないだろうなと思っていたのですがそれは違いました(笑)
僕はこの時に
「やはり持つべきは良い友達なんだなぁ…」
と思いました。
苦しい時に声をかけてくれるクラスメイトとか部活の友達とかはほんまに大事にしないとあかんなぁって思いました。
僕は部活のメンバーだけではなくクラスメイトや中学の友達にも応援してもらっていました。
そこで
「ああ、俺って恵まれてんねんなぁ。」
ってことを浪人になってから思い知らされました。
だから僕はちゃんとした友達が欲しいです。
なので、大学で僕は友達をかなり選んでます。
「こいつマジでおもろいな!」とか「いいやつなんやろうなー」とか、その人に何か魅力を感じなければ僕は仲良くしてません。(なんかひどく上から目線な気もしますが。)
そのせいか、ひとりぼっちで受ける授業も少なくはありません(笑)
文句を1つ言わせてもらいたいのですが、人数の割に魅力のある人間が少なすぎる気がするんですよね…
大学ってそういうところなんでしょうか?
まあそれはさておき。
「興味ない奴と無理矢理仲良くするくらいやったら俺はひとりぼっちでええわ。たかが数個の集団の補集合になったとこでなんの問題があんねん。去年の孤独に比べれば全然マシやわ。うん。」
そういう考え方です(笑)
浪人して極度の孤独を経験したのが原因でかなり人付き合いへのこだわりが強くなりました!
個人差はあるかもしれないけど、浪人をすることによってその人の人格はかなり変化するんじゃないかな?って思います。
ぼくも性格が180°変わったとは言えませんが、150°は変わったんちゃうかなーって思います。
まあ、良くも悪くもって感じですけど。
いずれにせよ、1年間家に引きこもって自分のペースで何かをやる機会なんか今後なかなかないと思います。
なのでこの浪人時代はぼくの人生においてとても貴重なものだと思います。
僕は浪人して結局失敗したけど、この失敗が何かの成功につながって欲しいと思います…
今日はここまでにしたいと思います。ちょっと暗い気持ちになるような文章書いてしまって本当に申し訳ないです!
そして、とても長い文でしたが最後まで読んでくれてありがとございました!ほな、さよなら〜。